法改正の方向性論点(第231回社会保障審議会介護給付費分科会)

第231回社会保障審議会介護給付費分科会資料

R5.11/16、老健に関する加算の論点が発表されました。 

 

1.入所前後訪問指導割合、退所前後訪問指導割合に係る取得状況を踏まえ、基準を引き上げることとしてはどうか。

 

2.支援相談員の配置割合に係る指標において、社会福祉士の配置を評価することとしてはどうか。

 

3.短期集中リハについて、原則として入所時及び月1回以上ADL等の評価を行った上で必要に応じてリハ計を見直すとともに、評価結果をLIFEに提出した場合の加算区分を新設し、評価に一定の差を設けてはどうか。

 

4.認短について、利用者の居室を訪問し生活環境を把握することを要件としてはどうか。利用者の居室を訪問しな場合については一定の差を設けることとしてはどうか。

 

5.リハマネ計画書情報加算について、リハビリ・口腔・栄養を一体的に推進する観点から、下記の要件を満たす場合について評価する加算区分を新設してはどうか。

・口腔衛生管理加算及び栄養マネジメント強化加算を算定してる

・リハ、口腔、栄養を関係職共有しLIFE

・リハ計見直しフィードバック

 

6.慢性心不全が増悪した場合について所定疾患施設療養費の対象として追加することとしてはどうか。

 

7.ターミナルケア加算について、死亡日から期間が離れた区分における評価の引き下げ、死亡直前における評価をより一層行うよう重点化を図ることとしてはどうか。

 

8.かかりつけ医連携薬剤調整加算について、入所前の主治医と連携して薬剤を評価・調整した場合に加え、施設において薬剤を評価・調整した場合について評価してはどうか。その上で入所前の主治医と連携して薬剤を評価・調整した場合を高く評価することとしてはどうか。

・ポリファーマシー解消の要件追加

 

 

9.地域連携診療計画情報提供加算及び認知症情報提供加算については、算定率が著しく低いことを踏まえ、廃止することとしてはどうか。

 

入所前後訪問・退所前後訪問の新たな割合や社会福祉士の配置により施設類型に係る項目や、短期集中リハのように現状算定している事業所様はLIFE提出により高い区分の加算算定を取得していく準備が必要で今後注視していく必要があります。

 

施設類型や加算取得などご検討されている場合はご連絡をお待ちしております。